ホワイト国除外、意見締め切り=対韓輸出規制、8月中にも-政府

政治・外交

輸出先として信頼できる「ホワイト国」から韓国を除外する安全保障上の輸出規制強化策に関する意見公募は24日、締め切りを迎えた。政府は意見を精査した上で、規制強化策を閣議決定し、8月中にも発動する見通しだ。集まった意見は1万を超えるとみられ、韓国が不当な輸出規制強化だとして撤回を求めた意見書も含まれている。

政府は7月初め、元徴用工問題などを背景に韓国との関係が悪化し、意思疎通が難しくなっただけでなく、輸出管理上の「不適切な事案」もあったとして、半導体材料3品目の輸出手続きを厳格化した。ホワイト国からの除外は規制強化策の第2弾となる。

韓国は、意見書の中で、大量破壊兵器に加え、通常兵器への転用を防ぐ輸出管理を厳格に実施していると主張し、規制強化の撤回を求めた。これに対し、世耕弘成経済産業相は記者団に「(通常兵器への転用防止に関する韓国の)法的根拠が不明確で、これまで詳細な説明を受けていない」と指摘し、手続きを進める考えを示した。

輸出規制をめぐる問題で韓国政府が提出した意見書について、記者の質問に答える世耕弘成経済産業相=24日午後、東京・霞が関輸出規制をめぐる問題で韓国政府が提出した意見書について、記者の質問に答える世耕弘成経済産業相=24日午後、東京・霞が関

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