「気持ち整理つかず」=国内外のファンら献花-京アニ放火

社会

京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオには25日、国内外のアニメファンらが朝から訪れ、犠牲者の冥福を祈った。約100メートル離れた場所に献花台が設置されており、たくさんの花束やメッセージの書かれた色紙、絵筆などが供えられた。

愛媛県から親子で夜行バスで訪れた高校2年の女子生徒は「京アニに入りたいと思っていた時期があった。気持ちの整理がつかず、受け入れられない。きれいな作品をまた作ってほしい」と声を絞り出した。重篤な状態が続く青葉真司容疑者(41)については、「回復して、どんな状況だったか早く話すべきだ」などと求めた。

台湾から訪れた潘展均さん(26)は「台湾でも京アニ作品は非常に有名で、事件も大きく報道されている」とショックを受けた様子。「ゲームデザインの仕事をしており、アニメで人生が変わった。一刻も早く会社が立ち直ってほしい」と手を合わせた。

「けいおん!」のファンという千葉県東金市の会社員竹谷恵太さん(32)は「とても悲しい。すてきな作品をありがとうと伝えたい。これからも京アニ作品を見続ける」と話した。同作品の舞台となった滋賀県を訪れる予定という。

中国から来た男子大学生(20)は「『響け!ユーフォニアム』が好き。インターネットで見ていた。悲しい出来事を早く克服してほしい」と語った。

放火された「京都アニメーション」のスタジオ近くに設置された献花台で、手を合わせる人たち=25日午前、京都市伏見区放火された「京都アニメーション」のスタジオ近くに設置された献花台で、手を合わせる人たち=25日午前、京都市伏見区

放火された「京都アニメーション」のスタジオ近くに設置された献花台で手を合わせる女性=25日午前、京都市伏見区放火された「京都アニメーション」のスタジオ近くに設置された献花台で手を合わせる女性=25日午前、京都市伏見区

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