郵便局員、契約書類偽造=かんぽ、法令違反22件

経済・ビジネス

かんぽ生命保険が販売を委託している郵便局で、顧客に無断で契約書類を作成するなどの不正があり、かんぽが保険業法違反として金融庁へ届け出ていたことが29日、分かった。関係者によると、2018年度に22件の違反行為を届け出ていた。過剰な営業目標(ノルマ)を背景に、違法行為が常態化していた実態が浮き彫りとなった。

関係者によると、郵便局の50代課長は顧客に無断で書類を作成し、契約手続きをした。この局員は営業成績が上がらないことにプレッシャーを感じ、個人的に親しい顧客なので契約後に説明しても許してもらえると考えたと説明している。顧客が通院している事実を申し出たのに、契約が結べなくなることを恐れて、事実を隠して契約させた事例もあった。

日本郵便は一部の法令違反行為を認めており、「再発防止策として違反行為を局員に周知している」(広報)と話している。

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