日銀、物価失速なら「追加緩和」=19年度1.0%に下方修正-現行政策維持

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日銀は30日の金融政策決定会合で、現在の大規模な金融緩和の維持を賛成多数で決めた。会合後に発表した声明では、先行きの金融政策に関して「物価目標に向けた勢いが損なわれる恐れが高まる場合には、ちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる」と強調し、必要に応じて緩和に踏み切る考えを表明した。

現在の超低金利を「少なくとも2020年春ごろまで維持する」としている政策指針は据え置いた。

同会合でまとめた経済・物価情勢の展望(展望リポート)では、19年度の物価上昇率見通しを前年度比1.0%(従来1.1%)に引き下げた。また、米中貿易摩擦に伴う世界経済の鈍化などを背景に、同年度の経済成長率見通しも0.7%(0.8%)に下方修正した。

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