北朝鮮、また飛翔体発射=東部から短距離弾道弾か-米大統領「問題ない」

政治・外交

【ソウル、ワシントン時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は2日未明(日本時間同)、東部・永興付近から日本海に向け飛翔(ひしょう)体を2回にわたり発射した。韓国大統領府報道官は「韓米当局は新型短距離弾道ミサイルの可能性が高いとみている」と述べた。ただ、「北朝鮮は1日、新型大口径操縦放射砲(多連装ロケット砲)を発射したと発表しており、詳細に関しては精密に分析していく」と付け加えた。

発射は午前2時59分ごろと3時23分ごろ。韓国軍は「さらなる発射に備え、動向を監視し、対応態勢を維持している」と述べた。

金正恩朝鮮労働党委員長は米韓が5日から予定している合同軍事演習の中止を求めている。演習計画に不満を示し、対抗姿勢を誇示する狙いがあるとみられる。

トランプ米大統領は、ホワイトハウスで記者団に、今回の北朝鮮の飛翔体発射に関し「(北朝鮮と)短距離ミサイル(停止)については合意はない」と強調。このため「問題はない」と述べた。「非常に標準的なものだ」とも語り、懸念を抱いていない考えを示した。

ロイター通信によると、米政府当局者は、今回の飛翔体について、米国に脅威を与えないと特別に危険視しない見方を示した。何発発射されたかは不明とも述べた。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 安保・防衛(政治面) 韓国 北朝鮮 米国