定着するか、男性用日傘=父の日ギフトで人気

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長く続いた梅雨が明け、全国各地で猛暑が続いている。環境省は暑さを和らげるため男性にも日傘の使用を呼び掛けるが、普及にはまだ時間がかかりそうだ。一方、6月の「父の日」商戦で男性用日傘が好調な売り上げを記録するなど、広がる兆しも見え始めている。

梅雨明け直後の東京・有楽町。強い日差しが照り付けた1日、日傘を差して歩く夫婦がいた。埼玉県川口市の男性(67)は「はやっていたので去年買った。男性はまだ少ないので心理的な抵抗感はあるが、差しているだけで全然違う」と効果を実感していた。

松坂屋上野店(東京都台東区)によると、3~6月の男性用日傘の売り上げは前年の約2倍、父の日ギフトとしては約5倍に増えた。広報担当者は「特に晴雨兼用傘の売れ行きが良かった」と驚く。

環境省は5月下旬から日傘の効果をうたったチラシを作り、全国の百貨店などでアピールしてきた。傘のシェアリングサービスを展開する民間企業とも連携し、日傘の活用を推進している。担当者は「女性と違って男性は日傘を使う文化が根付いていない。プレゼントでもらっても使わない人もいるので、まずは使ってみて」と話している。

JR有楽町駅前で、妻と並んで日傘を差す男性=1日、東京都千代田区JR有楽町駅前で、妻と並んで日傘を差す男性=1日、東京都千代田区

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