泥棒通報したら1万円=全国初の報奨金制度-愛知県警

社会

住宅侵入盗の被害件数が12年連続で全国ワーストの汚名を返上しようと、愛知県警が犯人の検挙に結び付く通報をした人に1万円を支払う「住宅ドロボウ通報応援制度」を始めた。住宅侵入盗の抑止を目的とした報奨金制度は全国で初めて。

対象となるのは、空き巣などの事件で、犯人の検挙につながった通報や情報提供。県警からの連絡を受け、県住宅防犯対策協議会が1万円を支払う。2日から情報を受け付けており、来年3月31日までの予定。

不審者の目撃情報のほか、窓ガラスが割られたといった通報も対象とし、防犯カメラなどの映像も受け付ける。

県警は2011年に自動販売機を狙った窃盗、15年に自動車盗を対象に報奨金制度を導入し、計45件が検挙につながった。住宅侵入盗は18年に県内で2736件発生しており、県警は報奨金制度で被害減少を目指す。

担当者は「スーツ姿の単独犯や自転車や徒歩で移動するなど、街に溶け込んでいることもある」と話し、積極的な情報提供を呼び掛けている。

空き巣などの解決につながる情報提供に1万円の報奨金を支払う制度を紹介する愛知県警の広報イベント=2日、名古屋市空き巣などの解決につながる情報提供に1万円の報奨金を支払う制度を紹介する愛知県警の広報イベント=2日、名古屋市

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