北朝鮮、また短距離弾道弾=米韓演習を非難

政治・外交

【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は6日午前5時24分(日本時間同)ごろと36分ごろ、南西部・黄海南道から日本海に向け、短距離弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体を2発発射した。約450キロ飛行し、高度は約37キロだった。一方、朝鮮中央通信によれば、北朝鮮外務省は6日、米韓両軍が5日に開始した合同演習を非難する談話を発表した。

韓国大統領府の金鉉宗国家安保室第2次長は国会答弁で、「朝鮮半島の軍事的緊張緩和を通じた平和体制構築に助けとならない」と批判した。

相次ぐ飛翔体発射には、米韓演習への不満を示し、対抗姿勢を強調する狙いがあるとみられる。米政府高官は「事態を監視し続けており、同盟国の日本と韓国と緊密に協議している」と述べた。

北朝鮮外務省報道官は、米韓演習について、昨年の初の米朝首脳会談で発表された共同声明や、南北首脳会談でまとめた板門店宣言、平壌共同宣言に「明白に違反する」と主張。米韓の対応次第では、「新たな道」を模索せざるを得ないと警告した。

日本の防衛省は「わが国領域や排他的経済水域(EEZ)への弾道ミサイルの飛来は確認されておらず、現時点でわが国の安全保障に直ちに影響を与える事態は確認されていない」と発表した。

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