台風8号、九州縦断=宮崎上陸、対馬海峡へ-暴風大雨に厳重警戒・気象庁

社会

台風8号は6日午前5時ごろに宮崎市付近に上陸し、北西へ進んだ。九州と四国では風が吹き荒れ、大雨となり、気象庁は暴風や高波、土砂災害、河川の氾濫に厳重に警戒するよう呼び掛けた。8号は強い勢力ではなくなったが、九州を縦断して6日午後に対馬海峡、夜遅くに朝鮮半島に達する見込み。

宮崎市の宮崎空港では6日午前4時半ごろに最大瞬間風速39.6メートルを観測。宮崎県延岡市では同9時すぎまでの1時間に95.5ミリの猛烈な雨を観測した。徳島、大分両県の一部に土砂災害警戒情報が発表され、宮崎県の一部にも一時出された。各地で避難勧告が発令された。

九州では日本航空と全日空の計138便が欠航。JRは鹿児島線や日豊線などで運転を見合わせたり、本数を減らしたりした。東九州自動車道などの一部は強風のため通行止めとなった。

8号は6日午前11時、佐賀市付近を時速25キロで北西へ進んだ。中心気圧は994ヘクトパスカル、最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。東側220キロ以内と西側170キロ以内が風速15メートル以上の強風域。

一方、大型の台風9号は6日午前9時にはフィリピンの東海上でほぼ停滞した。中心気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は23メートル。8日から9日にかけ、強い勢力で沖縄県・先島諸島や台湾に接近するとみられ、沖縄では暴風や高波に警戒が必要。

7日正午までの24時間予想雨量は多い所で、四国200ミリ、九州120ミリ。6日に予想される最大瞬間風速は九州北部35メートル、九州南部と四国30メートル。波の高さは九州北部6メートル、九州南部5メートル、四国4メートル。

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