〔決算〕出光興産、4~6月期は減収減益=原油安響く

経済・ビジネス

出光興産=2019年4~6月期連結業績は、4月に経営統合した昭和シェル石油との実績合計比で減収減益。製油所の効率的な運用など昭和シェルとの統合効果が60億円あった一方、原油価格の下落に伴う在庫評価益や石油製品マージンの縮小が響いた。

セグメント別では、電力再生可能エネルギー事業を除く全事業で減益。原油価格の下落に加え、中国経済の悪化によるスチレンモノマーの販売減なども影響した。

19年4~6月期の原油価格(ドバイ)の平均値は1バレル=67.4ドルと、前年同期比で4.7ドル下落した。酒井則明執行役員は、米中貿易摩擦の長期化により「原油価格は下落局面にある」と分析した。

一方、原油調達をめぐっては、米国とイランとの軍事衝突でホルムズ海峡が封鎖されるとの懸念がある。これについて酒井氏は「(代替調達先を)検討しているが、万一封鎖された場合、状況は相当厳しい」と述べた。(了)

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