鉄道、空で影響続く=西日本中心、台風10号上陸

社会

台風10号が広島県に上陸した15日、西日本を中心に交通の乱れが続いた。山陽新幹線が新大阪-小倉間上下線で始発から終日運転を見合わせたほか、東海道新幹線や九州新幹線も通常時より本数を減らして運行した。旅客機も九州や中国、四国、近畿などを発着する便で欠航が続出。お盆のUターン時期と重なり、利用者に大きな影響が出た。

JR西日本によると、山陽新幹線の運休による影響人員は19万8000人。同新幹線の小倉-博多間は1時間に1本程度の運行となった。在来線も広島、岡山、山口各県内を走行する列車で終日運転を見合わせた。

JR東海とJR九州は、東海道と九州の各新幹線で山陽新幹線との直通運転を取りやめた。通常時と比べ、新幹線の運行本数は東海道で13%、九州は18%それぞれ減らした。

JR四国は瀬戸大橋線を含む四国内の全線で始発から終日運転を見合わせ。影響は約7万5000人に及ぶという。

JR各社は16日始発から新幹線の運行を通常通りに戻す方針。山陽と東海道の各新幹線では15日に利用できなかった乗客への対応として、本数を増やす予定だ。

全日本空輸によると、15日午後7時時点で国内線・国際線合わせて296便の欠航が決まり、約2万9400人に影響。日本航空でも同8時時点で、国際線を含む202便が欠航することになり、1万8900人以上に影響するとしている。

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