都内に共同店舗新設=海外でも顧客開拓へ連携-千葉・横浜銀頭取

経済・ビジネス

千葉銀行の佐久間英利頭取と横浜銀行の大矢恭好頭取が、そろってインタビューに応じた。両行は7月に業務提携を発表。両氏はメガバンクのシェアが高い東京都内や、海外で顧客開拓を連携して進める考えを強調し、都内で共同店舗の新設を検討する構想も明らかにした。

都内での営業力強化に関し、佐久間氏は「貸し出しシェアを上げる戦略を共同でつくり、実施する」と説明。顧客の相互紹介や協調融資を行っていく考えを示した。

大矢氏は「店舗をどんどん出せばいい時代ではないが、営業拠点として出す余地はある」と語り、両行が手薄なエリアで共同店舗を新設する可能性を示唆した。既存店舗の共同化なども進め、コスト削減や営業面での連携強化を図る。

海外事業では、両行の拠点を互いに活用し、新規顧客の獲得を目指す。大矢氏は「協力すれば機動的な融資も可能で、メガバンクに流れていた顧客に(サービスを)提供できる」と指摘し、佐久間氏は「(新たな国に)共同事務所を出すことも考えられる」と述べた。

一方、将来の経営統合の可能性については、両氏とも「今は考えていない」と明言。大矢氏は「将来的に否定するつもりはない」としつつ、まずは提携効果を挙げることに注力する考えを強調した。

千葉銀が提携する武蔵野銀行(さいたま市)との関係では、佐久間氏は「まず横浜銀と成果を挙げた上で、商談会の開催などで声を掛けていく」と説明。大矢氏は「(お互いに)メリットを享受できる関係になれる」と連携拡大に意欲を示した。

インタビューに答える千葉銀の佐久間英利頭取(左)と横浜銀の大矢恭好頭取=16日、東京都中央区インタビューに答える千葉銀の佐久間英利頭取(左)と横浜銀の大矢恭好頭取=16日、東京都中央区

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 経営一般 提携・合併・買収 埼玉県 さいたま市 東京都 神奈川県