香港デモ、対話で沈静化を=河野氏、中国外相に「憂慮」

政治・外交

【北京時事】河野太郎外相は20日、北京市郊外の古北水鎮で中国の王毅外相と会談した。河野氏は、香港で逃亡犯条例改正をめぐりデモ隊と警官隊の緊張が続いていることについて憂慮を伝達。「早期に平和的に対話を通じた問題の沈静化を期待する」と促した。強硬手段による鎮圧をけん制した発言だ。

河野氏は「一国二制度の下、自由で開かれた形で香港が繁栄することが非常に重要だ」とも指摘。会談後、記者団に「対話を通じて沈静化に向かわなければならないとの認識は一致していると思う」と述べた。王氏の反応は明らかにしなかった。

日中首脳は6月の会談で、来春に習近平国家主席が国賓として来日することで合意しており、両外相は準備を進めることを確認。「訪日成功を通じて関係の安定的な発展を確実なものにすべきだ」との認識を共有した。

両外相の会談は今月1日以来で、習氏来日に向け、ハイレベルの対話を継続することを申し合わせた。

日中外相会談終了後、記者団に説明する河野太郎外相=20日、北京市郊外日中外相会談終了後、記者団に説明する河野太郎外相=20日、北京市郊外

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