河野氏、徴用工早期対応を要求=日韓外相会談、なお平行線

政治・外交

【北京時事】河野太郎外相は21日、日中韓外相会談のため訪れた北京市郊外のホテルで韓国の康京和外相と会談し、徴用工問題で早期の対応を迫り、「韓国側の責任で国際法違反の状態を是正する」よう求めた。両外相は、事実上の対抗措置の応酬に発展している輸出管理をめぐっても意見を交わした。

河野氏は会談後、記者団に「徴用工問題を解決しなければならないという思いは共有している。外交当局間で解決できるよう意思疎通を続けることは一致した」と語ったが、今月1日に続く会談でも、両国の溝は埋まらなかった。

日本が2日に輸出管理の優遇対象国から韓国を除外することを決めてから、両外相が個別に会うのは初めて。韓国政府も12日、日本を優遇対象から除外する措置に乗り出すと発表した。

韓国メディアによると、康氏は日本側の措置の撤回を要求。河野氏は「経済産業省も一定の条件が満たされれば会合に応じると言っている。条件の調整は当局間に委ねたい」と答えるにとどめた。

北京市郊外で開かれた日韓外相会談で握手する河野太郎外相(左)と韓国の康京和外相=21日北京市郊外で開かれた日韓外相会談で握手する河野太郎外相(左)と韓国の康京和外相=21日

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