FM東京、不適切会計で赤字隠し=前経営陣に賠償請求も

経済・ビジネス

エフエム東京(東京)は21日、2017年3月期以降の過年度決算で、子会社の赤字を隠すための不適切な会計処理が行われていたと発表した。デジタル放送事業を行う経営不振の子会社株を、連結決算の対象から外れたように装う取引が行われていた。一連の取引を主導した前経営陣への損害賠償請求も検討する。

エフエム東京の黒坂修社長は同日記者会見し、「あってはならないこと。心からおわびしたい」と謝罪した。9月下旬をめどに過年度決算を修正する。

問題が判明したのは、赤字が続くデジタル放送「i-dio」事業を手掛ける子会社。17年3月期から19年3月期までの3年間、この子会社の株式を当時の社長と親しい企業に一時的に買い取ってもらい保有比率を下げるなどして連結対象から外し、決算上の利益額をごまかしていた。

子会社をめぐる不適切な会計処理について記者会見し、謝罪するエフエム東京の黒坂修社長(右から2人目)ら=21日午後、東京都千代田区の同社本社子会社をめぐる不適切な会計処理について記者会見し、謝罪するエフエム東京の黒坂修社長(右から2人目)ら=21日午後、東京都千代田区の同社本社

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