対馬丸犠牲者の冥福祈る=疎開船撃沈75年で慰霊祭-沖縄
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太平洋戦争中、沖縄から長崎に向かっていた本土疎開船「対馬丸」が米潜水艦に撃沈されてから75年を迎えた22日、那覇市で慰霊祭が開かれた。出席した生存者や遺族ら約550人は慰霊碑「小桜の塔」の前で犠牲者の冥福を祈った。
慰霊祭では参加者が黙とうをささげた後、生存者を代表し、対馬丸記念会の高良政勝理事長(79)が「猛暑の中、暗い船室に閉じ込められ、どんなにつらかったことでしょう。私たちはこれからも戦争のない世界を希求します」と追悼の言葉を述べた。
対馬丸が撃沈されてから75年となる慰霊祭で黙とうする参列者=22日午前、那覇市
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