安倍首相、仏G7サミットへ出発=北朝鮮・経済で議論主導狙う

政治・外交

安倍晋三首相は23日午前、フランス南西部ビアリッツで行われる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席するため、政府専用機で羽田空港を出発した。米中貿易摩擦で不安定さを増す世界経済、非核化の進展が見えない北朝鮮問題をめぐり、首脳間の議論をリードしたい考え。25日にトランプ米大統領と会談する。

首相は出発に先立ち、首相官邸で記者団に「持続的な世界経済の成長、自由貿易の推進、気候変動といった地球規模課題への対応、北朝鮮やイランといった地域情勢について成果を出していきたい」と強調。日米首脳会談に関しては「中東情勢について外交努力を継続していく観点から率直な意見交換を行いたい。日米貿易交渉は両国にウィンウィンとなる結論を得るべく協議を進めていかなければならない」と語った。

サミットは24~26日の日程。首相のサミット出席は7年連続、第1次政権も含めると8回目となり、メルケル独首相の14回目に次ぐ。「各国首脳の信頼も厚い」(外務省関係者)ことから、米欧対立で結束が揺らぐG7の橋渡し役を目指す。

フランスに出発する安倍晋三首相(手前左)と昭恵夫人(同右)ら=23日、羽田空港フランスに出発する安倍晋三首相(手前左)と昭恵夫人(同右)ら=23日、羽田空港

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