「あおり運転罪」創設へ=自民が検討着手

政治・外交

自民党の交通安全対策特別委員会は27日、社会問題化している「あおり運転」の罰則強化を検討する初めての会合を党本部で開いた。道路交通法の改正や新規立法などで、あおり運転を処罰する規定を新たに設ける方向で検討することになった。

現行法にはあおり運転自体を罰する規定がなく、道交法の車間距離保持義務違反や暴行罪などで取り締まっている。会合には二階俊博幹事長も出席し、終了後、記者団に「いつあおり運転に遭うか分からないという不安が高まっている。立法措置も含め、速やかに今後の対応を決めたい」と強調した。

茨城県の常磐自動車道で10日、男性があおり運転を受けて車を停止させられ、顔を殴られる傷害事件が発生。2017年には神奈川県の東名高速道路であおり運転を受けた結果、夫婦が死亡する事故が起きており、厳罰化を求める声が上がっている。

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