カミオカンデ後継、建設へ=文科省、27年度観測開始目指す

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東京大宇宙線研究所などが計画する次世代のニュートリノ観測装置「ハイパーカミオカンデ」について、文部科学省は29日、建設費の一部18億円を2020年度予算の概算要求に盛り込んだ。27年度の観測開始を目指す。

ハイパーカミオカンデは、02年の小柴昌俊・東大特別栄誉教授、15年の梶田隆章・同研究所所長のノーベル物理学賞受賞につながったカミオカンデ、スーパーカミオカンデの後継。素粒子ニュートリノとその反物質、反ニュートリノの性質の違いや、原子核を構成する陽子が崩壊する様子の観測など、3度目のノーベル賞を狙える発見を目指す。

計画では、岐阜県飛騨市の旧神岡鉱山地下650メートルに、直径74メートル、深さ60メートルの巨大な円筒形タンクを設置。純水を満たし、飛来したニュートリノが水と衝突する際に発する微弱な光を高感度検出器で捉える。

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