過去最高の105兆円前後=社会保障、国債費膨らむ-20年度概算要求

政治・外交

財務省は30日、各省庁からの2020年度予算概算要求の提出を事実上締め切った。高齢化に伴う社会保障費の増加に加え、国債の償還や利払いなどの国債費が膨らみ、要求額の合計は過去最高だった19年度の102兆7658億円を上回り、105兆円前後になったとみられる。10月の消費税増税後の需要反動減対策などを含め歳出圧力が高まる中、財政健全化とバランスの取れた予算案策定が求められる。

要求総額が100兆円を超えるのは6年連続。20年度予算では、消費税率10%への引き上げ後を見据えた景気対策を概算要求とは別に検討するため、当初予算は19年度に続いて100兆円台になる見通しだ。

2020年度予算の概算データを読み合わせる財務省職員(右)と経済産業省職員=30日午後、財務省2020年度予算の概算データを読み合わせる財務省職員(右)と経済産業省職員=30日午後、財務省

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