二階幹事長留任で調整=安倍首相、政権の安定重視

政治・外交

安倍晋三首相(自民党総裁)は11日に行う内閣改造・党役員人事で、二階俊博幹事長を留任させる方向で調整に入った。複数の政権幹部が4日、明らかにした。麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官も続投させる意向で、政権の中枢を維持して安定を図る。

首相は3日に党本部で二階氏と会談。人事について意見交換したとみられる。二階氏はこの後の記者会見で、自身の人事について「特に関心を持っていない」と述べるにとどめていた。

二階氏は2016年8月に就任。党総裁任期を「連続3期9年」にする党則改正を主導し、首相の総裁4選論に言及するなど、一貫して政権運営に協力してきた。首相は、二階氏を党内随一の「政治的技術」を持つと評価。7月の参院選で与党が改選過半数を制したことで、党内では「二階氏を代える理由がない」との声が上がっていた。

首相官邸に入る安倍晋三首相=4日午前、東京・永田町首相官邸に入る安倍晋三首相=4日午前、東京・永田町

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