代表選手がやって来る!=「おもてなし」の準備大詰め-キャンプ各地・ラグビーW杯

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ラグビー・ワールドカップ(W杯)の開幕が20日に迫る中、各国代表の来日が今月上旬から本格化する。キャンプ地となる各地では「おもてなし」の準備が大詰め。選手との交流を楽しみにする子どもたちも多い。

1次リーグ第三戦で日本代表と激突するサモア代表の合宿地、福島県いわき市。10~15日の滞在中、市とチームは選手との記念撮影や握手会、小中学生らへのラグビー教室を企画している。

同市は、小中学校の給食でサモア特産品のカカオを使ったデザートを提供するなど盛り上げに余念がない。市立三和小学校5年の阿部楓也さん(10)は「合宿が楽しみ。テニスをやっているが、ラグビーもやってみたい」と目を輝かせる。

強豪ウェールズ代表がキャンプを張る北九州市では、16日の公開練習の際、同代表のサポーターがよく歌う賛美歌を市民が合唱する。市国際スポーツ大会推進室は、公開練習が行われる約1万5000人収容のスタジアムを満員にしようと、市民に観覧を呼び掛けている。北橋健治市長は「一丸となり、W杯王者になれるように応援したい」と意気込む。

「頑張れ!トンガ」。代表チームの現地入りを前に、高知市中心部の商店街には選手の写真や国旗をあしらった垂れ幕がはためく。9日の歓迎パーティーでは、土佐名物のカツオのたたきや日本酒を提供。ココナツミルクを使ったトンガの家庭料理なども用意し、県民との交流を盛り上げる。誘致を担当した高知県の林直人スポーツ課主査(37)は「日本とトンガの両チームを大いに応援してほしい」と語る。

優勝候補と呼び声の高い南アフリカ代表が来る鹿児島市。11日の交流イベントでは、市立中郡小学校の6年生が踊りを披露し、英語で選手に質問できる機会も設ける。上田橋誠校長(59)は「子どもたちに本物中の本物を見せられる機会は、めったにない。生涯心に残る経験を積んでほしい」と期待を寄せた。

サモア特産品のカカオを使ったデザートを食べる小学生=6月20日、福島県いわき市サモア特産品のカカオを使ったデザートを食べる小学生=6月20日、福島県いわき市

商店街に掲げられたトンガ代表を応援する垂れ幕=2日、高知市商店街に掲げられたトンガ代表を応援する垂れ幕=2日、高知市

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