初公判は「来年3月か4月」=ゴーン被告整理手続きで-東京地裁

社会

日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が役員報酬を隠したとされる金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)事件の公判前整理手続きが5日、東京地裁(下津健司裁判長)であり、地裁は「初公判を来年3月か4月に開く」との意向を示した。関係者への取材で分かった。日産資金を自身側に還流したとされる会社法違反(特別背任)事件の公判時期は未定。

これまでの整理手続きでは、検察側が公判で立証を予定している内容などについて協議されてきた。関係者によると、弁護側は10月中旬までに、主張内容をまとめた書面を提出するという。

日産をめぐっては、西川広人社長(65)ら複数の同社役員も報酬を不正受領していた問題が浮上。手続き後、取材に応じた弁護人の弘中惇一郎弁護士によると、ゴーン被告は自身の関与を否定した上で、「悪質だ。西川さんが逮捕されないのは不公平だ」などと話したという。

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