所得格差、17年も高止まり=前回よりわずかに改善-厚労省

政治・外交 経済・ビジネス

厚生労働省は6日、所得格差を表す代表的な指標「ジニ係数」の2017年調査結果を公表した。年金など社会保障給付を含まない当初所得(世帯単位)は0.5594。過去最大だった14年の前回調査より0.011ポイント改善したが、依然高水準にとどまっている。

ジニ係数は、0~1の間の数値で示され、格差が大きいほど1に近づく。調査は1962年以降、おおむね3年ごとに実施。今回は17年7~8月に8645世帯を対象に行い、回収率は51.1%。

当初所得から税金や社会保険料を差し引き、年金などの社会保障サービス分を加えた「再配分」後のジニ係数は0.3721。前回より0.0038ポイント改善した。再配分による改善度は33.5%。前回より0.6ポイント低下したが、厚労省は「再配分機能に一定の効果がある結果となった」としている。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 労働・雇用行政 統計