停電55万軒、影響続く=治療困難、学校も休み-台風15号、850人避難・千葉

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台風15号の被害を受けた千葉県では10日も、多くの地域で停電や断水が復旧せず、住民生活に大きな影響を及ぼした。県によると、県内全域で約55万軒で停電し、約8万4000戸で断水。約850人が避難所生活を強いられた。

同県君津市の鈴木病院では9日朝から停電が発生。治療が困難となった入院患者99人が9日夕から10日午前にかけて、市内の君津中央病院に搬送された。鈴木病院の職員は「電気が通るまで診療はできないだろう」と肩を落とした。

停電や断水により、学校生活にも大きな支障が出た。県や千葉市によると、600以上の小中高校、幼稚園、特別支援学校が10日、休業または一部休業に。県の沢川和宏教育長は「停電や断水が広域で、復旧しないと学校を開けられない。いつまで続くのか気がかりだ」と言及。9日から休校している千葉市内の中学校の職員は「トイレも使えない。あすについては朝に判断する」と話した。

台風の影響による断水で、給水車に訪れた住民=10日午後、千葉県長南町台風の影響による断水で、給水車に訪れた住民=10日午後、千葉県長南町

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