「核廃絶へメッセージを」=ローマ法王訪問を歓迎-広島・長崎

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ローマ法王の被爆地訪問が決まったことについて、広島、長崎両市の被爆者らからは13日、「核廃絶へ力強いメッセージを」「非常に意義がある」と歓迎する声が上がった。

長崎市の被爆者でカトリック信徒の深堀好敏さん(90)は「大変ありがたい。核兵器廃絶へ力強いメッセージを発信してほしい」と期待。「今回の訪問で、核なき世界へ前進することを願っている」と力を込めた。長崎原爆被災者協議会の田中重光会長(78)は「核兵器の非人道性を世界に向けて訴えてもらいたい」と語った。

広島県原爆被害者団体協議会の箕牧智之理事長代行(77)は「胸躍る気持ち」と明るい声で話した。別の県被団協の佐久間邦彦理事長(74)は「被爆者の声を聞き、バチカンに帰られても語ってほしい」と笑顔で訴えた。

松井一実広島市長は「被爆者の思いをしっかりと受け止め、(各国の)為政者のあるべき方向性を示してもらいたい」と求めた。田上富久長崎市長は「長崎を最後の被爆地にしようと発信していただきたい」と強調した。

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