韓国訪日客、半減=関係悪化で低迷続く恐れ-全体は11カ月ぶり前年割れ・8月

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日本政府観光局が18日発表した8月の訪日外国人数(推計値)によると、韓国からの訪日客は前年同月比48.0%減の30万8700人と、半減した。マイナスは2カ月連続で、落ち込み幅は2011年の東日本大震災直後以来の大きさ。日韓関係の悪化が続く中、日本への旅行を手控える動きが広がった。

日本政府は8月初旬、韓国を貿易管理上の優遇対象国から外すことを閣議決定。一方、韓国は軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を通告するなど関係悪化が決定的となった。

韓国の旅行者減が響き、訪日客全体も2.2%減の252万100人と、11カ月ぶりに前年を割り込んだ。政府は20年に訪日客を4000万人に増やす目標を掲げているが、日韓関係の悪化で逆風が強まりそうだ。

8月は、7月に目立った韓国からの団体旅行のキャンセルに加え、個人旅行でも訪日を見送る動きが表面化した。韓国の格安航空会社(LCC)を中心に日本路線の運休が相次いでおり、訪日客の低迷は今後も続く恐れが強い。

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