日産次期社長、関氏が最有力=サントリー新浪氏も浮上-仏誌

経済・ビジネス

【パリ、ニューヨーク時事】フランスの経済誌シャランジュ(電子版)は26日、関係筋の話として、不正報酬問題で引責辞任した日産自動車の西川広人前社長兼最高経営責任者(CEO)の後任に、関潤専務執行役員(58)が「最有力候補」として浮上していると報じた。一方、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、日産が関氏やサントリーホールディングスの新浪剛史社長(60)ら3人に絞って検討していると伝えた。

シャランジュ誌によると、日産と企業連合(アライアンス)を組む仏大手ルノーは関氏について、西川氏の路線を踏襲して日本や日産を擁護する「国粋主義者」だと警戒。ルノーのスナール会長周辺は、関氏を排除し「オープンな人物を任命すること」が優先課題だと話している。

日産の中国合弁トップ、内田誠専務執行役員(53)も候補に挙がっているが、ある専門家は関氏と比べ経験が少ないため「よほどのことがなければチャンスはない」と語ったという。

WSJ紙によると、三菱自動車の最高執行責任者(COO)でルノー出身のアシュワニ・グプタ氏(49)も検討対象になっている。

新浪氏は同紙の取材に対し、電子メールで「サントリーのCEOとしてやることが多くある」と回答。日産から接触はなく、今のところ転職には興味がないと述べた。

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