教え子ら200人が故キーンさんしのぶ=母校の米コロンビア大で追悼式

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【ニューヨーク時事】2月に96歳で死去した日本文学研究者ドナルド・キーンさんの追悼式が27日、母校の米コロンビア大で開かれ、かつての同僚や教え子ら約200人が故人をしのんだ。

ニューヨーク生まれのキーンさんは、16歳でコロンビア大に入学。18歳ごろ出合った英訳版の「源氏物語」に魅了され、日本研究を志した。京都大大学院への留学などを経て、1960年にコロンビア大教授となり、研究活動や後進の指導などを通じて日本文化の魅力を広く世界に発信した。

式典では、キーンさんと親交のあった人々が登壇し、あらゆる文献を読み尽くす研究姿勢や、笑顔を絶やさない明るい人柄など、生前の故人の思い出を語った。

日本から駆け付けた養子で浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己さんもあいさつし、「父が生まれ育ったニューヨーク、こよなく愛したコロンビア大で素晴らしいお別れの会を開いていただいた」と参加者に感謝の言葉を述べた。

米コロンビア大で開かれた故ドナルド・キーンさんの追悼式であいさつする養子で浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己さん=27日、ニューヨーク米コロンビア大で開かれた故ドナルド・キーンさんの追悼式であいさつする養子で浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己さん=27日、ニューヨーク

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