「不自由展」10月6日にも再開=事前予約制など導入-愛知

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国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、従軍慰安婦を象徴する少女像が展示された企画展「表現の不自由展・その後」が抗議を受け中止となった問題で、愛知県は30日、早ければ10月6日にも展示を再開する方針を固めた。事前予約制を導入し、整理券を配布するなどの対策を講じるという。

大村秀章知事は30日、県庁内で記者団に対し、「(10月14日の会期末まで)あと2週間なので、誠意をもって関係者と具体的な協議を進める」と強調。再開時の混乱を防ぐため「作品の趣旨をしっかり説明し、見せ方も工夫したい」と述べた。

企画展は8月1日に始まったが、少女像など展示内容に抗議や批判が殺到。安全確保のため同3日に中止された。

展示中止を受け、企画展の運営メンバーが9月、芸術祭の実行委員会に展示再開を求める仮処分を名古屋地裁に申し立てていたが、30日に和解が成立した。県側は和解に向け、中止前と同じ内容で展示することや万全の警備対策を講じることなどを説明。10月6~8日をめどに再開する方向で協議を進めることになった。

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