東京海上HD、米保険大手を買収=富裕層向け、3300億円

経済・ビジネス

損害保険大手の東京海上ホールディングス(HD)は3日、米富裕層向け保険大手ピュアグループ(ニューヨーク州)を買収すると発表した。買収総額は31億ドル(約3300億円)で、2020年3月までに全株式を取得する。国内で災害が相次ぎ保険金の支払いがかさむ中、安定した収益基盤を確保する狙いがある。

ピュアグループは06年設立。自社では保険を引き受けず、保険加入者の互助組織で日本の共済に類似した「レシプロカル」の運営を受託し、手数料を受け取るビジネスで急成長した。顧客は住宅の価値が100万ドル(約1億円)以上の富裕層。米国では近年富裕層人口が増大し、これに特化した保険の市場拡大が見込まれている。

米富裕層向け保険大手の買収について記者会見する東京海上ホールディングス(HD)の小宮暁社長=3日午後、東京都千代田区米富裕層向け保険大手の買収について記者会見する東京海上ホールディングス(HD)の小宮暁社長=3日午後、東京都千代田区

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