核保有国と非保有国の協力訴え=被爆者藤森さん、国連で証言

社会

【ニューヨーク時事】日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の藤森俊希事務局次長(75)は10日、ニューヨークの国連本部で開かれた会合で、広島での被爆体験を証言し、「非核兵器国と核保有国が力を合わせ、人類が破滅しない平和な世界を実現しよう」と核兵器廃絶へ双方が協力するよう促した。

母親に背負われて病院に行く際に被爆し、土手下に吹き飛ばされたという藤森さんは、1945年の原爆投下以来、「12人の大家族のうち6人が亡くなった」と説明。「原爆は無差別殺りくにとどまらず、被爆した多数の人々を生き地獄に追いやった。現在も原爆による傷害が被爆者を苦しめている」と語った。

国連本部で演説する被爆者の藤森俊希さん(右)=10日、ニューヨーク国連本部で演説する被爆者の藤森俊希さん(右)=10日、ニューヨーク

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