安倍首相、台風19号「復旧に全力」=激甚災害指定へ調整-参院予算委

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参院予算委員会は15日、安倍晋三首相と全閣僚が出席して基本的質疑を行った。首相は冒頭、甚大な被害を出した台風19号への対応について「現場主義を徹底し、被災者が一日も早く安心して暮らせる生活を取り戻せるよう全力を尽くしていく」と強調。激甚災害に指定する方向で調整を進める方針を示した。

同日の予算委は当初の審議時間に加え、台風19号に関する1時間の枠を設けた。立憲民主党の杉尾秀哉氏は、自民党の二階俊博幹事長が台風被害を「まずまずに収まった」と発言したことをただした。首相は「『この程度であればよかった』ということは全くない」と語った。

国民民主党の森裕子氏は、東京都台東区が自主避難所へのホームレス受け入れを拒否した問題を取り上げ、政府の見解を聞いた。首相は「避難所では避難した全ての被災者を適切に受け入れることが望ましい。事実関係を確認し、適切に対応したい」と述べた。

一方、関西電力幹部の金品受領問題をめぐり、森氏は同社幹部の国会招致の必要性を訴えた。首相は「国会で決めることだ」と述べるにとどめた。

参院予算委員会で、台風19号の政府対応を説明する安倍晋三首相=15日午前、国会内参院予算委員会で、台風19号の政府対応を説明する安倍晋三首相=15日午前、国会内

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