店舗休業、広範囲に=食材届かぬ飲食店も-台風19号被災

経済・ビジネス

連休明けの15日、台風19号の被災状況が明らかになってきた。小売りや外食では、東北から中部にかけての広い範囲で、河川の氾濫による店舗への浸水被害などがあり、休業に追い込まれた。物流網の寸断で食材が届かない店もあり、影響は長引きそうだ。

小売りでは、コンビニ大手のファミリーマートが宮城県から静岡県にかけて35店、セブン-イレブンは30店程度が15日に休業した。ローソンは10数店が店を閉めており、1週間前後での復旧を目指す。

100円ショップのセリアは、浸水被害などで8店が臨時休業。福島県郡山市の店舗では、従業員が通勤に使う路線バスが運行されなかったことも響いた。

外食では、マクドナルドの3店が休業。最大80店でハンバーガー類やポテトなどの一部メニューが提供できない状況となった。ドトールコーヒーショップは16日以降、パンやコーヒー豆が切れる恐れのある店舗がある。ラーメンチェーン店「幸楽苑」は食材が届かず、休業が約150店に上った。

このほか、日本郵便やヤマト運輸が宮城県や長野県などの一部地域宛ての荷物の受け付けを停止。携帯電話大手3社は被災地域でつながりにくい状態が続いた。

製造業でも、郡山市の郡山中央工業団地にある日立製作所とパナソニックの工場に浸水。操業停止を余儀なくされ、復旧の見通しが立っていない。

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