台風19号による浸水で休校の小中学校再開=電気使えず、近隣で授業も-福島、宮城

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台風19号による床上浸水で休校が続いていた福島県郡山市の小学校3校が23日、再開した。同日中に再開するいわき市の1校を含めて県内全ての小中学校で授業が始まるが、郡山市の3校では浸水で校舎の電気が使えず、近くの小中学校の教室を借りて授業を行う。本来の校舎での再開見込みは立っていないという。

郡山市は近隣の小中学校に児童を移動させるため、バス15台を手配。休校となっていた3校のうち、市立永盛小学校では、児童全員を一度学校に登校させた上で、近くのバス会社まで引率。移動先の4校に、学年ごとに分けて送り届けた。

同小の大知里重政校長は「学校の被災状況を見たときは本当にダメだなと思ったので、こんなに早く授業が再開できてありがたい」と感謝。「朝、いつも通り元気にあいさつしたり笑顔を見せたりしてくれる子がたくさんいて、ひとまずは安心した」と話した。

福島県内では、台風19号が過ぎた週明けの15日に最大79校が休校。再開されたものの、一部の小中学校では断水が続き、給食や水が出ないために午前中で授業を終わらせる学校もあるという。

一方、23日は宮城県丸森町でも、小学校8校と中学校1校が再開した。浸水被害を受けた金山小や、丸森中への通学路が寸断されている筆甫地区の生徒4人については、他の小学校の教室で授業を行う。21日に再開した大郷町の小中学校2校と合わせ、休校していた同県内全ての小中学校で授業が始まった。

床上浸水で休校が続いていた福島県郡山市立永盛小学校が、市内の別の小学校で再開することになり、バスで移動してきた児童=23日午前、同市床上浸水で休校が続いていた福島県郡山市立永盛小学校が、市内の別の小学校で再開することになり、バスで移動してきた児童=23日午前、同市

台風19号の影響で休校が続いていた宮城県丸森町内の小中学校が再開し、児童の安否を確認する教員=23日午前、同町立丸森小台風19号の影響で休校が続いていた宮城県丸森町内の小中学校が再開し、児童の安否を確認する教員=23日午前、同町立丸森小

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