選ばれる都市・東京に=地方のまちづくりにも協力-森ビル社長

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森ビルの辻慎吾社長はインタビューに応じ、東京が外国企業から拠点に選ばれるよう都市としての魅力を高める必要があると強調した。同社は東京都港区に高さ約330メートルの超高層ビルと広大な緑地を備えた大規模再開発を進めており、辻社長は「外国人を引きつける『磁力』をつくる」と意欲を語った。地方でのまちづくりでも同社のノウハウなどを生かして協力する考えを示した。

今回の再開発は着工まで約30年を費やし、2000年代の六本木ヒルズに並ぶプロジェクト。計画区域約8.1ヘクタールの3割に当たる約2.4ヘクタールを緑地化するのが特徴だ。

辻社長は「『都市に緑を』というテーマを追求した」と説明した。緑地面積を確保するために建物を超高層化。ビルは完成する2023年時点で日本一の高さになるという。環境や健康、働き方を重視する利用者の要望に応えるとともに、インターナショナルスクールなどを設けて外国人が家族で生活できる場を整える。

地方でのまちづくりについて、辻社長は「地方に足りないのは人材とノウハウ。コンサルティングを通じてお手伝いできる」との考えを示した。その上で、「(地方が自ら)魅力ある都市にしていかないといけない」とも語り、まずは地方による取り組みを促した。

インタビューに答える森ビルの辻慎吾社長=4日、東京都港区の同本社インタビューに答える森ビルの辻慎吾社長=4日、東京都港区の同本社

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