〔決算〕ANA、通期予想を下方修正=米中摩擦で需要減

経済・ビジネス

ANAホールディングス=2020年3月期の連結業績予想について、売上高、営業利益、純利益いずれも下方修正した。米中の貿易摩擦が続く中、上半期は国際線貨物の取り扱いが低迷した。国際線旅客もビジネス需要が苦戦しており、こうした傾向が続くと見込んだ。

福沢一郎取締役は低調な国際線貨物について「現時点では早期に回復する見通しは立っていない」と語った。

台風19号に伴う運休では50億~60億円の減収影響があったとみており、通期予想に反映させた。格安航空会社(LCC)事業は、他社との競争激化や、日韓関係の悪化に伴う韓国路線の不振を織り込んだ。

19年9月中間連結決算は、10連休効果に伴う旅客需要の拡大で売上高が伸びる一方、人件費や整備費の増加で利益は前年を下回った。(了)

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