郵便局員2人が切手着服=5.4億円換金、公表せず

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東京都内にある2カ所の郵便局の職員2人が、料金別納郵便の支払いで使われた切手を大量に持ち出し、金券ショップで計約5億4000万円に換金していたことが31日、分かった。日本郵便は昨年度、2人を懲戒解雇したが、この問題について公表していなかった。日本郵政グループでは、かんぽ生命保険で不適切販売が問題になっており、改めてガバナンス(企業統治)の在り方が問われそうだ。

料金別納郵便は、切手を貼る代わりに、料金相当額を現金や切手で一括して支払う制度。日本郵便の社内規定では、支払いに使われた切手は窓口の郵便部で「使用済み」の消印を押した上で、総務部が細断処分することになっている。ただ、シート状の切手が大量に持ち込まれた場合、消印を押す手間を省いて総務部に回すことがあったという。

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