上野動物園、モノレール休止=57年開業、乗客6500万人超

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東京・上野動物園のモノレールが31日で運行休止となり、夕方に最終列車のイベントが行われた。都交通局が1957年、交通機関では日本初のモノレールとして開業し、6500万人以上の乗客を運んできたが、車両や設備が老朽化。更新して存続するか廃止かは今後検討するという。

モノレールは東園駅から西園駅まで約330メートルで、国内で最も短い。乗車時間は約1分半。車両がレール上にまたがる跨座式ではなく、レール下にある懸垂式で、ゴムタイヤの台車からアームでつながった形をしている。現行の4代目「40形」車両(2両編成、定員62人)は2001年に運行を始めた。

最終列車は抽選で選ばれた乗客を乗せ、西園駅から出発。その前に永田一秀駅長(64)が「お子さまの楽しかった(という)声がとても心に残っている」とあいさつした。永田駅長は取材に「車内から見える不忍池などの景色が良く、車両もカラフルで人気があった。非常に残念だ」と話した。

愛媛県から親子で来た会社員の父(38)は「皆さんに愛されてきたと思う。ぜひ復活してほしい」と語った。

都交通局によると、開業当時は路面電車の最盛期だったが、自動車の増加で廃止が予想されたため、地下鉄と並んでモノレールの導入を検討。高低差があり、カーブがきつい実験的な路線を集客が見込める上野動物園に2億円強かけて建設した。初代車両は将来の運用を想定したサイズの半分だが、未来を感じさせる流線形で人気を集めた。80年代初めに施設の老朽化で廃止が検討された際は存続を求める声が強く、大幅に改修した。

11月1日からはバスを運行する。現行車両は東園駅で24日まで展示する。

運行休止日を迎えた上野動物園モノレール=31日午後、東京都台東区運行休止日を迎えた上野動物園モノレール=31日午後、東京都台東区

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