農林水産被害、2500億円超=作物浸水、施設損壊―台風15、19号

政治・外交

9月から10月にかけ関東や東北地方などを襲った台風15、19号による農林水産物や関連施設の被害が、5日午前8時時点で2533億7000万円に上ったことが農林水産省のまとめで分かった。農作物が浸水し、用水路も損壊するなど、被害は広範囲にわたる。全容は把握できておらず、被害額は今後さらに増える見通し。政府は週内に追加の支援策を取りまとめる。

10月中旬に上陸した台風19号と、その後関東を襲った大雨による被害は2024億5000万円に達した。うち農作物の被害は計118億8000万円。長野市では千曲川流域のリンゴ、栃木県佐野市では秋山川近くのイチゴが浸水し、出荷できなくなった。コメも広域で冠水などの被害が出ている。

用水路など農業用施設の損壊や農地の荒廃は1162億1000万円。林野関係では595億2000万円、水産関係では101億4000万円の被害が出ている。

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