三井E&S、1000人を配転・削減=再建へ資産売却加速

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造船・重機大手の三井E&Sホールディングスは11日、グループ全体で従業員1000人規模の配置転換・削減と、資産売却を柱とする経営再建策を発表した。2020年3月期連結純損失は880億円と3年連続の赤字の見通しで、赤字幅は過去最大。抜本的なリストラにより経営の立て直しを急ぐ。

5月に公表した再建計画を見直した。過去最大の赤字は、インドネシアの火力発電所建設工事に絡む約713億円の追加損失が主因で、関連損失の計上は3度目。東京都内で記者会見した岡良一社長は「リスク管理の甘さがあった」と語った。

資産売却は20年度中に700億円を目指し、プラント事業子会社や太陽光発電事業、千葉県内の工場の土地を売る。人員整理は子会社売却などに伴う外部移籍で600~700人、残りを配置転換などで対応する。発電所建設、造船両部門の見直しや再編も進める。

記者会見で経営再建策を発表する三井E&Sホールディングス(HD)の岡良一社長=11日午後、東京・日本橋兜町の東京証券取引所記者会見で経営再建策を発表する三井E&Sホールディングス(HD)の岡良一社長=11日午後、東京・日本橋兜町の東京証券取引所

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