コクヨ、ぺんてるを連結子会社化へ=事業連携めぐり対立

経済・ビジネス

文具最大手のコクヨは15日、持ち分法適用会社のぺんてる(東京)について、株式買い増しにより連結子会社化を目指すと発表した。既存株主の保有分を買い取り、持ち株比率を現在の37.80%から過半数に引き上げる。投資額は38億円以上となる見通し。

コクヨは買い増し理由について、ぺんてるが他社と資本提携を模索していると判明したためと説明。コクヨの黒田英邦社長は15日、東京都内で記者会見し、「信頼関係構築を進めている中で、こういう事態は想定していなかった」と述べ、子会社化し、事業連携を加速させる考えを示した。

これに対しぺんてるは同日、買い増し方針を「一方的なもので、決して容認できない」と反論する見解を公表。「他社との協業等を制約する契約は一切なく、受け入れられない」とした。

コクヨは5月、投資会社を通じぺんてる株を約101億円で間接的に取得。9月に直接保有に切り替え、筆頭株主として業務提携に向けた協議を行っている最中だった。

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