政府、原発汚染水「浄化できる」=在日外交官に説明
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政府は21日、東京電力福島第1原発から出る汚染水の現状に関し、在日外交官向けの説明会を開いた。日本側は外交官に対し、タンクにたまっている浄化が必要な水の取り扱いについて「きちんと浄化できる」と説明し、適切に処理していく方針を伝えた。
資料によると、6月末時点で浄化が必要な水は約8割に上る。これについて、日本側は浄化装置を使った作業を続けていると説明し、理解を求めた。装置通過後も残る放射性物質トリチウムを含んだ水については、海洋や大気に放出した場合の放射線の影響が、自然界に存在する放射線の影響に比べて「十分に小さい」とするデータを示したという。
在日外交官向けの説明会は今回で104回目。日本の汚染水対策を批判している韓国に加え、台湾や中国、米国など計18カ国・地域の担当者が参加した。日本側は外務、経済産業両省、東京電力ホールディングスの担当者が出席した。(了)
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