パナソニック、液晶パネル撤退=21年めど、価格競争厳しく―姫路工場500人配転

経済・ビジネス

パナソニックは21日、2021年をめどに液晶パネルの生産から撤退すると発表した。世界的に厳しい価格競争が続いており、事業の継続は困難と判断した。グループ会社のパナソニック液晶ディスプレイ(兵庫県姫路市)が生産を手掛けており、姫路工場(同)で事業に携わる従業員約500人は配置転換で雇用を確保する方針だ。

液晶パネルや半導体はかつて日本企業が世界を席巻したが、アジア勢に価格競争で後れを取り、存在感が大きく低下。今後、自動車の電動化やIoT(モノのインターネット)といった新分野の開拓が生き残りの鍵を握ることになる。

姫路工場では今年度から電気自動車(EV)などに搭載するリチウムイオン電池を生産している。車載電池事業は継続するものの、液晶撤退に伴う工場の空きスペースの活用方針は未定という。

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