予防的殺処分へ法改正=アフリカ豚コレラ対策―農水省

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農林水産省は、アジアで猛威を振るう家畜伝染病「アフリカ豚コレラ(ASF)」が国内で起きた場合に備え、発生地に近い養豚場の豚を未感染でも予防的に殺処分できるよう法改正する。国内で相次ぐ「豚コレラ(CSF)」よりも感染力が強く、有効なワクチンがないためで、殺処分でまん延を防ぐ。

現行の家畜伝染病予防法で、予防的殺処分ができるのは2010年に宮崎県で流行した口蹄(こうてい)疫に限られる。農水省はASFも対象とする改正案を来年の通常国会に提出する方針。

予防的殺処分を実施するのは、ASFが確認された施設から半径数キロ圏内の養豚場となる見込み。ただ、養豚業に打撃を与えるため、実施範囲などに関し専門家の意見を聞きながら判断する。

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