伊藤忠社員に懲役3年=拘束日本人、実刑9人目―中国

社会

【北京時事】昨年2月に中国広東省広州市で中国当局に拘束された大手商社・伊藤忠商事の40代の日本人男性社員に対し、同市の中級人民法院(地裁)が先月15日に国家安全危害罪で懲役3年、財産15万元(約230万円)の没収を命じる判決を言い渡していたことが26日分かった。日中関係筋によると、男性は上訴せず、実刑判決が確定した。

中国では2015年以降これまでに、スパイの疑いなどで日本人14人が拘束されたことが判明。解放された5人を除く9人が起訴されたが、今回の判決で9人全員に懲役3~15年の実刑判決が下されたことになる。日本外務省によると、このうち7人の判決が確定し、2人が上訴している。

伊藤忠の男性社員は、スパイ行為などを取り締まる国家安全局に拘束され、昨年6月に起訴されていた。

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