女川2号機「事実上合格」=再稼働向けた審査―東北で初・規制委

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原子力規制委員会は27日、東北電力女川原発2号機(宮城県)について、再稼働の前提となる新規制基準に「適合している」とした審査書案を了承した。「事実上の合格」で、一般からの意見募集を経て、正式決定する。

2011年3月の東日本大震災で被災した原発で、審査書案の取りまとめは昨年の日本原子力発電東海第2原発(茨城県)に続き2基目。東北電は、耐震補強などの対策工事を20年度内に終える予定だが、再稼働には地元自治体の了承も必要で、時期は未定だ。

女川原発は震災時、1、3号機は運転中で、2号機は原子炉の起動中だった。高さ約13メートルの津波に襲われたが、原子炉建屋など主要施設が海抜14.8メートルにあったことや、外部電源の1系統が生き残ったことなどから冷温停止に成功。東京電力福島第1原発のような重大事故には至らなかった。

東北電力女川原発2号機の建屋(中央)=2013年12月東北電力女川原発2号機の建屋(中央)=2013年12月

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