野党、国会審議復帰へ=政府の「桜」対応反発から一転

政治・外交

立憲民主党など主要野党は29日午前、衆院内閣委員会などの国会審議を欠席した。首相主催「桜を見る会」をめぐる政府の対応に強く反発したため。この後、特定商取引法違反容疑で家宅捜索を受けた「ジャパンライフ」の当時の会長宛てに送られた2015年分招待状の問題で、与党から一定の回答が得られたとして審議復帰を決めた。

野党は29日午前の幹事長・書記局長会談で、政府側から納得できる回答があるまで審議拒否を続ける方針を確認。この後、自民党の森山裕、立憲の安住淳両国対委員長が断続的に会談した。

森山氏は、先に内閣府が共産党議員に提出した15年の招待状の仕様書(案)に記された「招待区分」について、「招待状の発送を効率的に行うために付しているものだ」と説明。安住氏は記者団に「紙全体を事実(本物)と認めたわけだから、書いてあるものも事実とわれわれは認識している」と述べた。

「ジャパンライフ」の当時の会長宛てに送られた15年分招待状をめぐり、野党は28日、招待区分に書かれた「60~63」という数字を踏まえ、安倍晋三首相の推薦枠かどうかを明らかにするよう要求。政府・与党が応じなかったため、29日以降の審議に応じないことを決めていた。

野党議員が欠席する中、質疑が始まった衆院内閣委員会=29日午前、国会内野党議員が欠席する中、質疑が始まった衆院内閣委員会=29日午前、国会内

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