玄海原発で防災訓練=ヘリ搭載護衛艦が初参加―佐賀など

社会

九州電力玄海原発4号機(佐賀県玄海町)の重大事故発生を想定した原子力防災訓練が30日、行われた。訓練には、海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦(DDH)が初参加し、同県唐津市の離島からヘリに搭乗した住民を護衛艦まで避難させた。

玄海原発30キロ圏には17の離島に住民約1万8000人(2018年現在)がおり、県をまたぐ広域避難が課題となっている。訓練は、佐賀、福岡、長崎各県で実施し、住民計約3000人が参加。長崎県の離島・壱岐からは、住民がヘリや高速船で福岡県に向かう訓練を実施した。

同原発から北西に約9キロ離れた人口約330人の馬渡島(佐賀県唐津市)では、住民6人が陸自ヘリに搭乗し、約20キロ離れた唐津市の埠頭(ふとう)に接岸したDDH「いせ」に避難する訓練を行った。

原子力防災訓練で、護衛艦「いせ」艦上で急患役の島民を搬送する乗員ら=30日午前、佐賀県唐津市原子力防災訓練で、護衛艦「いせ」艦上で急患役の島民を搬送する乗員ら=30日午前、佐賀県唐津市

原子力防災訓練で、護衛艦「いせ」の弾薬用昇降機を使い、急患役の馬渡島民を艦内の医務室に運ぶ乗員ら=30日午前、佐賀県唐津市原子力防災訓練で、護衛艦「いせ」の弾薬用昇降機を使い、急患役の馬渡島民を艦内の医務室に運ぶ乗員ら=30日午前、佐賀県唐津市

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 軍・自衛隊(社会面) 社会 安全・危機管理 九州