11月の百貨店既存店売上高、増税の反動減続く=マイナス幅、1ケタ台に縮小

経済・ビジネス

大手百貨店4社が2日発表した11月の既存店売上高の速報値は、いずれも2カ月連続で前年同月を下回った。消費税増税前の駆け込み需要の反動が続き、高額品を中心に苦戦した。ただ、軒並み約2割のマイナスだった10月に比べマイナス幅は縮小し、全社とも1桁減に収まった。

高島屋が4.2%、そごう・西武が5.3%減、三越伊勢丹ホールディングス(HD)が7.3%減、大丸松坂屋を運営するJ・フロントリテイリングが8.9%減だった。例年に比べ気温が高く冬物衣料が不振だったほか、増税前の売り上げが大きかった宝飾品も落ち込んだ。一方、大丸松坂屋で化粧品が、高島屋で食品が前年比で微増するなど、一部の商品は売り上げが回復しつつある。

各社とも、「12月は(クリスマスなどで)食品の主戦場なので、ここで盛り返したい」(J・フロント)、「お歳暮などギフトが好調なので、年内での回復に期待」(三越伊勢丹HD)と、年末年始の商戦に注力する構えだ。(了)

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 消費・販売(小売売上・個人消費等) 販売・価格改定・販促・見本市など 統計